住宅換気とウイルス対策

この頃のテレビで、コロナウイルス対策で有効なのは、窓を開けて換気をしましょう。それも2時間に一度10分から15分!!
馬鹿じゃないの!もっともらしくまじめにコメントするのを見て。昔の家でもないのに、この時期、そんな長く窓を開けてたら、花粉は入るし、黄砂、PM2.5も入るし、コロナウイルスを対策をするのに、そんな原始的な、前時代的な換気方法しか知らない、某Nなんとかの公共放送、それから朝のワイドショー、ほんと住宅の換気を分かっていないのには呆れます。

それを、そうだ我が家も2時間に1回窓を開けて換気しなくちゃと思ったら、その人たちの家のレベルも最悪ですね。

残念ながら、そのレベルの家に住んでいる日本人は、日本の住宅中の90%だから、なるほどと納得するしかないけど?

残りの、10%の日本人は、そんな原始的な方法をしなくても、住宅に取り付けられた機械換気システムで自動的に2時間に1回換気されてます。

みなさん、ここで矛盾を感じませんか、省エネのために屋根の上に太陽光パネルを上げていて、その電気を使ったり、売電したりした省エネコストは、2時間に1回15分窓開けて換気したら、2時間分温めた暖房代を捨ててることになりますよね。
なぜ、そんな無駄なことを、ウイルス対策の換気のためにするのでしょうか?

この辺の話が理解できない人のレベルが、日本には90%もいるということですね。だから、トイレットペーパー、ティッシュ、マスクなんてどうでもいい話に振り回されて、肝心な住宅換気に関して興味がないひとが多いのは良くわかります。

ウイルスは見えないから怖い、でも家ダニ、かびに関しては、よくわからないから深く考えない。
子供たちには、今のウイルスより怖いのは、ハウスダスト、家ダニの死骸、カビ胞子の拡散等に起因する、小児喘息、アトピーの方が日常的に大変だと思わない人達が多すぎる。

因果関係を無視して、表面上の噂、評判を頼りにして、自分で考えないで人の言うことをを信じたり、糾弾する人がいかに多いかよくわかってきますね。

換気に関しては、ここに厭っというほど書いてありますから!!
誰も読まないから!!

昨年、九州のO県で新築住宅を建てた。お医者さん家族がいました。
私の話を信用して、全館空調換気システムを採用しました。引っ越してから2か月後、奥様が皮膚炎とアレルギーの薬、サプリを取らなくなった。小学生の子供の喘息が改善されてきた、お医者様の旦那は自分で処方してた皮膚の薬を使わなくなったという話が出てきました。
それまで住んでいたのは、RC造りの台風重視の家で、家じゅうカビだらけだったそうです。其の県の家は、9割がRCであります。外から見ても、カビが生えてるのが良くわかります。
性能の良い木造住宅で、換気計画、温湿度コントロールが十分な住宅に引っ越しただけで、そのような家族の健康問題が解決されるんだということが初めて分かったと話していました。奥様と旦那様は年が離れていて、旦那様には子供が大ききなるまで元気でいてほしいから!という願いから、この県で木造住宅を新築するのはご法度(笑)でした。台風で飛ばされるから(笑) この県のお金持ちは、木造で新築するのがステータスになってきました。なぜなら、昔は、全て木造で、屋根は漆喰で固めていた。やはり、東京のマンションもそうですが内断熱の弊害で躯体のRCを無駄使い(強度のみ)ですね。結果として、結露、カビという負のサイクルから抜けられない。その結果として、家族の健康が害される。

室内空気環境は無視して、台風対策のみの家造り。おかしいと思いませんか?
今は、お金持ちは木造に注目しています。そうすると、日本中から、全ての木造の工務店が南で東京と同じ家造りを始めます(笑)わかります、それがどうなるか?この県の5年後が楽しみです。やはり、木造なんてとんでもないと(偽物をつかまされた人たちが、クレームの大合唱(笑))。こんな話、日本中で転がっています!!

そのような家に住んだことが無い人は、家が起因する健康問題をサプリメント、暖冷房器具、ダニ取掃除機、布団乾燥機、空気清浄機その他、住宅の不満足な部分を小手先で解決するのが得意な日本人がたくさんいると思います。

根本の原因を解決しないでいれば、年取って免疫力が落ちてきたら、家の中に起因する、様々な病原体に打ち勝つことはできません。

換気をしろと言ってるのに、家の外出たらマスクを外せない?マスクの外の空気の方が汚い?だったら、2時間に1回窓を開けて外の空気を入れて室内のウイルスを外に出せ?
なんか、このロジック間違っていませんか?
気が付いた人は?
皆さん頑張って!外出中、家の中、寝る時も、ふろに入るときもマスクしましょう!!!それでなければ、コロナウイルスに感染してしまいますよ!!

Follow me!

前の記事

換気とウイルス